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子供と一緒のパリ暮らし

夫の駐在でパリへ。子供3人の縁で広がっていくパリ暮らしの想い出を記した雑記。

日仏環境で成長する3歳児の言葉

我が家の子どもたちの内、上2人はしっかり日本語ができるようになってからパリにやってきた。

末っ子は、まだ1歳代の日本語のでない段階でパリに連れてきた。


この末っ子の喋る言葉が面白いので、忘れる前に書き残しておく。


1歳10ヶ月から、週3回午前中だけギャルドリ(保育園)に通い始め、3歳になる前の9月から公立幼稚園に毎日通い始めた末っ子。


1歳過ぎから日本で保育園に通っていた上の2人に比べると、日本語が出てくるのは、明らかに遅かった。


日中長時間を過ごす幼稚園はオールフランス語、家族内は日本語の2言語環境。

平日、日本語に接する時間は短いが、我が家は、幸い兄弟もいるので、家族内の会話量は多いと思う。


3歳のお誕生日をすぎ、クリスマス、年末年始の長いバカンス中、家族だけの日本語環境で過ごした結果か、最近急に日本語が増えてきた。


今まで、相手の言葉をオウム返しにしていたのが、自分の意見を返してくるようになり、会話のキャッチボールができるようになった。

すごい進歩だ。


とはいえ、変な覚え方をしている日本語もあって、いくら注意してもなおらない。


まず、「もうおなかペコペコ」。

おなかが空いたときじゃなくて、おなかいっぱいのときに話している。

完全に意味ま逆。

親はわかっているが、お友達の日本人ママによく誤解される。


次に、「バカちゃん」。

末っ子は動物の絵本が大好き。

キリンやゾウ、ライオンは言えるのに、なぜかカバだけは言えない。

何回教えても、バカちゃんになってしまう。

ちなみに、看板もバンカンになる。

バとカの組み合わせが苦手のようだ。


苦手と言えば、ハヒフヘホの発音もできない。

これは、フランス語がハヒフヘホを発音しない影響だと思う。

ハローキティちゃんは、アローキティちゃんだし、ハッピーバースデーはアッピーバースデーだ。


あと面白いのは、私の言葉をそのまま真似するからか、抱っこして欲しい時に「抱っこしたい」というし、待って欲しい時に「待ちなさい」という。

ちょっと違うなと思うが、かわいいので許してしまっている。


もう一方のフランス語の上達ぶりはどうかというと、文章で話している感じはない。


ウンウンうなづいたり、せいぜいサバ、ボンジュールの挨拶と、疲れた、暑いなどの短い単語くらいだ。


ただ、先生が言っていることはなんとなくわかるようで、指示通りにきちんと動いている。

私はわからないことも多いので、それだけでもすごいなと思う。


きっと帰国してしまえば、すぐにフランス語は忘れてしまうだろうし、3歳児ならパリに住んでいた記憶も残らないかもしれない。

でも発音のベースだけでも、子供のどこかに残ったらと願っている。


話は変わるが、昨日、末っ子のお迎えのときに、担任のフランス人マダムとお世話係のアフリカ系マダムに、日本語でママとパパは何と言うのか聞かれた。

お母さん、お父さんを教えたら、アフリカ系マダムに、パパは「シシ」では無いのかと言われた。


最初何のことかわからなかったが、「ちち」とわかって、ちちやははも言うけど、話す時はお父さん、お母さんだということを、拙いフランス語で話したが、イマイチ伝わっていなかった気がする。

母が一番頑張らなければ。


現地校に通っているからこその、ちょっとした異文化交流。

これが楽しくて、私は現地校幼稚園が好きだ。


お嬢のクラスでは、お別れの時に、「こんにちは」と言ってくれる。

「さようなら」なんだけどなあとも思うが、かわいいパリジャン、パリジェンヌが日本語を話してくれるだけで、とても嬉しい。