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子供と一緒のパリ暮らし

夫の駐在でパリへ。子供3人の縁で広がっていくパリ暮らしの想い出を記した雑記。

パリ現地校幼稚園の個人面談

1か月ほど前のことだ。

末っ子のクラスの前に、お知らせがはってあった。

「この半年間の子供たちの成長について、個別面談で説明するので、各自希望日時のランデブーをとってね。」

 

きたー。ランデブー。

個人面談の予約だ。

1人15分ほどで、数日間が設定されていた。


当然この個人面談は、担任のマダムから各親に、フランス語で行われる。

フランス語が苦手な、というか、ほとんどわからない私には荷が重い。

困ったなーと思いながらも、ランデブーだけしておいた。

 

そして昨日。

すっかり忘れていたランデブーの日だった。

朝子供を幼稚園に送った後、玄関先のカレンダーの書き込みをみて思い出した。

気が付いてよかった。

本当にすっかり忘れていた。

 

で、子供たちを夕方迎えにいったあとに、年少さんのクラスで、こどもを遊ばせながら、マダムと2人きりになった。

末っ子の担任のマダムは、まだ若く20代~30代前半の熱心な先生だ。

フランス人ママンの評判もいい。

残念ながら、英語はわかっていてもしゃべってはくれないので、会話はほぼフランス語。

どうしてもわからないときだけ、英語でいうと、話は聞いてはくれる。

 

フランス語がわかるかどうかとっても不安だったが、マダムがゆっくりしゃべってくれたのと、身振り手振りで、実際のものをみせてくれながら説明してくれたので、私の気持ち的には、8割?いや7割?だいたいわかったつもりでいる。

 

マダム曰く、9月に入園したばかりは、全然話も聞かないし、いうことも聞かなかった、まったくBebe(赤ちゃん)だった。

だけど、最近は話もきくようになって、指示も理解できるとのこと。

食べるのも好きで、運動も好き。

身体が小さいので、手も小さく、鉛筆やペンを握るのが大変だから、手がすぐ疲れる。

家では、粘土や洗濯ばさみを使って握力を鍛えるようにとのこと。

最後に、とてもとても小さくてかわいい、大好きだとの言葉をもらった。

 

うちの末っ子は、12月生まれ。

幼稚園の中で、最も誕生日が遅いこどもだ。

いわば、一番Bebeに近い状態であり、かつフランス語もわからない状態で入った外国人。

そんな子供と家族を快く受け入れてくれ、ここまで成長させてくれたマダムと先生方には感謝の気持ちでいっぱいだ。

 

短い時間だったが、マダムが末っ子を大事に思ってくれている気持ちがよく伝わってきた。

個人面談を受けてよかったと思った。

 

フランス語の成長はほかの子より遅いと言われた。

それは当然。家では日本語オンリーだ。

マダムが目の前で、末っ子にペンを見せて、「ケスクセ?(これ何?)」と聞いたところ、間髪いれずに、「ペン」と答えた。

そしたらマダムは、「ペンは英語。フェメールだ。」と訂正していた。

日本語ではペンだから正解だなぁと思ったが、それを即座に言えるフランス語力が、残念ながら母にはない。

でも、ちゃんと分かってる様子が伝わってきて安心した。


3歳のフランス幼稚園生活はきっと日本に帰れば記憶から消え去ってしまうだろう。

でもどこか彼の片隅にフランスが残ってくれたらなと願っている。